2020年7月27日のMLB-エンジェルス@アスレチックス、メッツ@レッドソックス
MLBはこの日、3試合が延期となりました。
7/27 エンジェルス (1-3) 0 - 3 アスレチックス (3-1)
移動日も兼ねているということで、月曜日ですがデイゲームでの開催。
アスレチックスがシミエンのシフト破りのヒットから犠牲フライとタイムリーで2点を先制。
開幕3戦で合計1失点のリリーフ陣が反撃を許さず、アスレチックスが4連戦を3勝1敗で終えました。
ピックアップ
クリス・バシット (OAK-SP)
2019年は25試合に先発。10勝5敗、防御率3.81、WHIP1.194、rWAR1.9。
落差の大きなカーブとチェンジアップで、トラウトから2三振を奪いました。
4回を5安打無失点5奪三振の好投。
グリフィン・キャニング (LAA-SP)
注目している24才の右投手。
昨年は17試合に先発して5勝6敗、防御率4.58、WHIP1.218。
コーナーを丁寧につくピッチングが身上でしょうが、そのコントロールが今一つだった感じでした。4回2/3を4安打3失点7奪三振。
デイヴィッド・フレッチャー (LAA-3B)
内外野どこでも守れる、26才。
開幕シリーズはレンドンの代わりにサードを守って、打率も5割。
3打席目の三振も5球ファウルで粘っていました。
大谷翔平 (LAA-DH)
4打席3三振。残る1打席は初球をポップフライでした。
調子が良くなさそうで、第2打席に空振り三振をした際は、実況に「甘い球なのに当たりそうにない」とコメントされていました。
同じく打率が1割に近いプホールズと共に、早めに調子を上げてほしいところです。
エンジェルスは次のマリナーズを迎えてのホーム開幕戦で、レンドンが復帰予定です。
しかし、この試合でシモンズが負傷退場しました。重くないとよいのですが。
ブルペンがグラウンドの中にあるせいか、観客席の中でアップをする選手がいました。
客席で試合展開を見守る選手も多かったです。
アスレチックスは故障者リストに入っているのが、恐らく先発投手のAJプークのみ。
ここまでベスト・メンバーに近い布陣で戦っているチームは、おそらくアスレチックスのみでしょう。
7/27 メッツ (2-2) 7 - 4 レッドソックス (1-3)
ホーム&アウェイで2戦ずつの、4連戦。
レッドソックスはメジャー6年目で初先発のオーシッチ。2日前に1イニング投げていました。
メッツがコンフォート、アロンソ、スミスと3イニングでホームランが出て7-0。レッドソックスの反撃は4点どまりで、メッツが先勝しました。
ピックアップ
マイケル・ワカ (NYM-SP)
7年間59勝を上げたカージナルスから、フリーエージェントで今シーズンからメッツに加入。
シンダーガード、ストローマンが戦列から離れている中で、5回5安打1失点の好投。
大きなカーブが武器のイメージでしたが、チェンジアップが効果的でした。
ザック・ゴドリー (BOS-RHP)
5回に登場して、8回までの4イニングを無失点、7奪三振。レッドソックスの中では一番気迫に溢れていて、捕手のサインに首を振りまくっていました。
カットボールが素晴らしかったです。
レッドソックスが開幕4試合のうち、3試合で7点以上を奪われたのは1901年以来、とのことです。
The Red Sox have allowed 7+ runs in 3 of their first 4 games for the first time since 1901.
— Alex Speier (@alexspeier) July 28, 2020
1901年は日本では明治34年。途方もない昔に聞こえます。
ブルージェイズのピーニャ(グリエルJr)が、ダッグアウトで消毒液を振る舞っていました。
なぜピーニャというあだ名なのかというと、髪の毛がパイナップル(スペイン語でピーニャ)みたいだから、だそうです。